技術・商品

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

大林組/ロックフィルダム盛立データ管理を効率化/CIMモデルを自動で生成  [2020年5月22日3面]

転圧管理システム概要図

 大林組は、ロックフィルダムの盛り立てデータの管理を効率化するシステムを現場に適用し、堤体盛り立て工の品質管理データからCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)モデルを自動で生成する取り組みを開始した。同社が推進するダム情報化施工技術「ODICT」の一つである転圧管理システムを適用。CIMモデルを維持管理用のデータに活用することで、建設現場の生産性向上策i-Constructionの推進にもつなげる。
 転圧範囲のCIMモデル作成に当たり、締め固め機械に取り付けた加速度センサーで地盤変形係数や密度をリアルタイムに判定できる「αシステム」を活用する。締め固め機械に設置した全球測位衛星システム(GNSS)受信機から取得した軌跡情報や転圧回数を基に3Dモデルを自動的に作成。αシステムから地盤変形係数や密度などの品質管理データを属性データとして自動的に付与する流れとなる。
 3Dモデルを作成する手間が不要になり、ヒューマンエラーによる手戻りも防止できるため、生産性の向上につながる。
 今回は、大阪府発注の安威川ダム建設工事(大阪府茨木市)に適用した。ロックフィルダム建設工事にODICTを導入し、生産性や品質管理の高度化に取り組む。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。