論説・コラム

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回転窓/ニューノーマルと心の距離  [2020年5月28日1面]

 アジア最大級の規模を誇るITとエレクトロニクスの国際展示会「CEATEC」。ここ数年、人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)といった先進技術を社会実装する動きが活発化し、展示会の注目度も高まっている▼20年前から千葉の幕張メッセで毎年開催され、今年も10月に通常開催を予定していた。だがコロナ禍を踏まえ、オンラインでの実施を決めたという。出展者の取り組みをどのような形で情報発信するのか。感染防止対策の難しさから大規模イベントの延期や中止が相次ぐ中、新たなモデルとして注目を集めそうだ▼オンライン授業やテレワーク、規制緩和によるオンライン診療など、デジタル技術は「新しい生活様式」に欠かせない。電子署名によるはんこ文化の見直しなど、旧態依然としたビジネス慣習の変革も迫られている▼最近よく目にするニューノーマル(新常態)という言葉。この流れは記者の取材活動にも広がる。対面取材は減りオンライン取材が日常化しつつある▼3密(密閉・密集・密接)回避の観点から従来スタイルの見直しは当然。とはいえ人と人の心の距離は遠ざけないように。

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