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国交省/CCUS義務化モデル工事の積算方法決定/機器設置費と現場利用料を計上  [2020年5月29日1面]

 国土交通省は直轄工事で建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用を後押しする。一般土木工事(WTO政府調達協定対象)を対象に発注者指定で行う「CCUS義務化モデル工事」の積算方法を決定。カードリーダー設置費用と現場利用料(カードタッチ費用)を、精算変更時に支出実績に基づき現場管理費として計上する。28日以降に入札手続きを始める工事から適用。夏にはCCUSを活用するモデル工事の発注が本格化する。
 義務化モデル工事は、活用目標の達成状況に応じ工事成績評定で加点または減点する。各地方整備局と北海道開発局は本年度1件程度実施する。
 現場に設置するカードリーダーの購入費用については、領収書などによる支出実績と現場での使用実績を確認。基本ソフト(OS)がWindowsの場合は1台当たり1万円、iOSは同3万円を上限に費用を計上する。1工事当たり2台が原則。施工箇所が点在するなど2台を超える場合は受発注者協議の上、2台を上回る費用も負担する。
 カードリーダーだけでなく、顔認証カメラや顔認証型のリーダーで入構管理する場合もOSごとに費用計上する。リースの場合は費用を負担しない。
 CCUSのシステム利用料のうち、技能者の就業履歴回数(カードタッチ)ごとに発生する現場利用料(カードタッチ費用)も受注者が提出する現場利用料の明細に基づき、現場管理費として計上。カードタッチを忘れた場合の事後補正は、CCUS運営主体の建設業振興基金による請求に含まれる範囲を対象とする。
 国交省は日本建設業連合会から義務化モデル工事での発注者の費用負担について要望を受けていた。

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