技術・商品

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

戸田建設/建機にGTL燃料使用/旧本社ビル解体工事で、CO2排出量8・5%削減  [2020年5月29日3面]

GTL燃料の給油状況

 戸田建設は28日、東京都中央区で進めている旧本社ビル解体工事で、環境負荷の少ないクリーンな天然ガス由来の軽油代替燃料である「GTL燃料」の使用を開始したと発表した。建設機械に利用する。軽油と比較して二酸化炭素(CO2)排出量が約8・5%削減できる。すすや粒子状物質(PM)が少ないなどの利点もあり、次世代の環境配慮型燃料に位置付けている。同社によると東京都内の建設現場での使用は初めて。今後はトンネル工事などを含め幅広く展開する。
 GTL燃料は伊藤忠エネクスが輸入販売している。国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されている。対応機種の制限がない点や、優れた低温性能や貯蔵安定性も特徴となっている。
 同社は、本社ビルの建て替えプロジェクトを進めており、その中でさまざまな先端技術の活用を計画している。GTL燃料の使用量は13万リットル程度を見込んでいる。同社は、エコ・ファーストや温室効果ガス削減目標(SBT)の実現に向けて取り組んでいる。同社のCO2排出量の40%程度は軽油の使用を前提にする。GTL燃料の活用がCO2排出量削減に効果を発揮すると見ている。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。