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三井住友建設/タワー型マンションの新構法開発/コアフレーム配置、設計自由度を向上  [2020年6月1日3面]

新構法を適用したマンションのイメージ

 三井住友建設は5月29日、都市部などの敷地が狭いタワー型マンションで自由度の高いプランニングを実現する新構法を開発したと発表した。建物の中心にコアフレームを配置して構造耐力バランスを取ることで梁を減らし、天井の圧迫感を軽減する。近年増加する、狭い敷地で行われる建て替えや再開発などの小規模タワー型マンションのニーズに対応した。今後は首都圏を中心に同構法を積極的に提案していく。
 新構法「Sulatto Compact Tower(スラット・コンパクト・タワー)」は同社の集合住宅設計システム「SuKKiT(スキット)」を小規模タワーマンションに応用した。平面形の1辺が25メートル以下、高さは地上100メートルクラスまでの免震タワー型マンションに適用できる。
 1辺が25メートル以下の小規模な計画の場合、従来は建物を構成する柱や梁が住戸プランに関わりなく配置されるため、住空間の質が大きく低下してしまうことが課題だった。同構法は強固な十字型コアフレームを建物の中心に配置し、全体の構造耐力バランスを取ることで住戸内を横断する梁を大幅に削減。これにより下がり天井による圧迫感が軽減され、プランニングの自由度が向上した。

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