論説・コラム

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回転窓/改めて願う安全第一  [2020年6月2日1面]

 昨日の東京は梅雨を思わせるような小雨交じりの天気だった。日本気象協会の予報によると今年の雨量は東北、北陸が平年並み、関東など他の地方は平年並みかやや多いとか▼高温多湿でいやになる天気。この時期には当たり前なのだが、コロナ禍の影響でマスクの着用が続く状況ではうっとうしさも増す。気が散ってしまうと思わぬ事故が起こることもある▼工場や建設現場で目にする「安全第一」という標語。ご存じの方も多いだろうが、この言葉は1900年代初めに米製鉄大手・USスチールの社長だったエルバート・ヘンリー・ゲーリーが由来だ。過酷な環境で危険な業務に従事する労働者の姿を見て、ゲーリー社長は「安全第一、品質第二、生産第三」という経営方針を掲げた▼7月1~7日の「全国安全週間」を前に、1日から準備期間がスタートした。事故はもちろん、今年はウイルスの感染防止と健康維持、そして熱中症対策に関心が高まる▼2019年に労働災害で亡くなったのは845人。2年連続で過去最少を更新したが、依然多くの人が命を落としている。備えあれば憂い無し。どうぞ日々ご安全に。

コメント

  • 匿名 より:

    日本は昔っから「生産第一、品質第二、安全第三」でないか。戦後そうやってきたから飛躍的な生産性を維持してきたのだろう。人は石垣、もその考えから来ている。日本は古来より人を大切にはしない。ではどこなら人を大切にするのだろうか・・。。北欧かな。生産性は特別高くないけどね。

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