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土木学会・林康雄学長/インフラメンテ総合委を設置/地元企業で市町村支援の仕組みを  [2020年6月5日1面]

林康雄会長

 土木学会の林康雄会長は4日に東京都内で報道関係者と懇談し、「インフラメンテナンス総合委員会」を立ち上げると表明した=写真。老朽化するインフラ構造物への対応を強化する一環。同総合委を中心に学会内の関連委員会を統合・再編する。林会長は、財源やマンパワーの不足が深刻な市町村の支援体制を強化、拡充する必要があると指摘。「地元にいる建設会社やコンサルタントで(インフラの維持・管理を)やっていける仕組みが必要だろう」と述べた。
 林会長は昨年6月からの活動を振り返り、特に印象深い取り組みとして▽インフラメンテナンス(鉄道)特別委員会での活動成果▽周辺街づくりと一体で進める流域治水への提言-などを列挙した。インフラの維持管理では鉄道だけでなく他のインフラ構造物も含めて、持続的で総合的なメンテナンス体制の確立に向けた動きが一段と活発化することに期待した。
 鉄道のインフラ健康診断では、全国の鉄道事業者や官民のさまざまな関係者から協力が得られたと謝意を表明。同特別委の提言やメッセージなどを踏まえ、持続的な社会インフラのメンテナンス体制を構築するため、官民の関係者が一丸となって取り組む必要があると強調した。
 新型コロナウイルスへの対応では、次期土木学会長の家田仁政策研究大学院大学教授を中心に、下水道や交通関係、複合災害など7分野に分け意見集約を進めていると説明。6月下旬をめどに方向性を示す考えとした。

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