BIMのその先を目指して

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BIMのその先を目指して・139/樋口一希/BIMobject Cloudの動向  [2020年6月11日]

サービス利用シーンのイメージ

 BIMobject Japanは、クラウドサーバー上のデジタルコンテンツプラットフォーム「BIMobject Cloud〈R〉」(※)において2019年度と20年度発売の新製品(建材・設備・家具など)・抗ウイルス製品を対象とした「掲載無料サービス」(最大10アイテム)を4月1日から開始した。
 BIMobject Cloudは、世界の建設資材や設備等のメーカー製品のBIMコンテンツ(製品のデジタルデータ)を掲載する世界最大のプラットフォーム。メーカーは建材等のBIMオブジェクトを掲載し、世界中の登録会員(建築家・エンジニア・設計者など180万人)がダウンロード、掲載メーカーはそのダウンロード情報をマーケティングに生かしている。
 ※https://www.bimobject.com/ja

 □新製品・抗ウイルス製品の掲載無料サービスで顧客接点激減をデジタルで補う新手法開始□

 新型コロナウイルスの猛威は、日常生活から企業活動にまで甚大な影響を及ぼしている。特に企業活動においては建築や建材分野における展示会やイベントの開催中止、延期が相次いでいる。外出自粛によりショールーム来場者が減少、海外渡航も延期になるなど、対面での顧客接点が激減し、メーカーにとっても「新たな製品を発表する場」、設計・建設会社にとっては「新たな情報を獲得する場」の機会が失われつつある。
 このような情勢を受けて、衣食住の「住」を支える建設に必要な製品情報の充実と進化を継続していくため、同サービスを通じて、多くのメーカー、設計・建設会社のBCP(事業継続計画)実行をバックアップしていく。
 具体的には、申し込みメーカーのCADデータやPDF、画像データなどBIMオブジェクト以外のデータも幅広く対象とし、9月30日までの期間、BIMobject Cloudに無料掲載するとともに、BIMobject Cloud上の製品ページも無料で作成でき、製品情報の新たな発表の場として世界180万人を超えるユーザー(設計・建設会社)に提供できる。

 □新型コロナウイルス感染拡大防止とBCPでデジタルが担う役目を徹底的に追求□

 諸外国ではすでに都市封鎖や外出規制が決行されている欧州(イタリア、スペイン、フランスなど)を中心に、在宅勤務などのスマートワークが増えていることが影響しているためか、BIMobject Cloud上からのBIMオブジェクトダウンロードは2月からの約2カ月間で200%余の成長率を記録しており、設計者がデジタル上で積極的に製品情報を収集していることが判明した。
 それらに対応するべくBIMobject Cloudが国内メーカーの優れた製品をより多く世界中に知ってもらえる場所として、新型コロナウイルス感染拡大予防と企業の事業活動継続を両立させるデジタルBCPの一助となると考えている。

 □掲載データのダウンロード数や新たなリードを獲得するためのメイン機能は全て利用可能□

 掲載無料サービスの対象は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策により、新製品発表の場に困っている、または抗ウイルス製品を提供している建材メーカーとする。BIMobject Cloudに掲載後、利用できる機能は通常の有償契約版に比べ、一部制限があるが掲載データのダウンロード数や新たなリードを獲得するためのメイン機能は全て利用できる。
 申込期間は6月30日まで。先着順の対応となり、申し込みが定数を超えた場合には申込期間の途中でも締め切る場合もある。
 ▽申込先=https://bimobjectjapan.typeform.com/to/ASM7eY
 ▽連絡先=japan@bimobject.com
 〈アーキネットジャパン事務局〉(毎週木曜日掲載)

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