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大林組、アルファ工業/浸透一体型塗り床工法を開発/接着強度3倍、剥離リスク低減  [2020年6月26日3面]

アンカープロテクションの構成

 大林組は、アルファ工業(横浜市鶴見区、大井川幸彦社長)と共同で、塗り床材の剥離リスクを大幅に低減する浸透一体型塗り床工法を開発した。高浸透性のエポキシ樹脂系塗り床材を硬化したコンクリート表層に浸透させ一体化する。剥離に対する接着強度が一般的なエポキシ樹脂系塗り床材の3倍になることを実験で確認しているという。
 開発した「アンカープロテクション」は、一体化によりコンクリートと塗り床仕上げ層との間の界面が存在しないため、塗り床材が剥離するリスクを大幅に低減できる。コンクリート表面に形成された塗り床仕上げ層は、色むらや変色がなく美しく着色できるという。
 耐衝撃性にも優れ、重量物落下によるひび割れをきっかけにした剥離リスクも低減する。仮にひび割れなどが起きた場合でも剥離が進展しにくいため、最小限の範囲で補修することができる。
 従来のエポキシ樹脂系塗り床材の半分程度の摩耗量であることを耐摩耗性試験で確認しており、メンテナンスコスト削減にもつながるとしている。
 大林組は、アンカープロテクションを積極的に提案し、物流施設や生産施設などの床仕上げの高品質化につなげる。アンカープロテクションに使用するエポキシ樹脂系塗り床材は、アルファ工業が販売している。

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