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3保証/19年度決算出そろう/3社とも増収減益、収入保証料伸ばす  [2020年6月29日2面]

 公共工事前払金保証事業会社3社(東日本建設業保証〈東保証〉、西日本建設業保証〈西保証〉、北海道建設業信用保証〈北保証〉)の2019年度決算が26日、出そろった。保証取扱が堅調に推移し、収入保証料は全社が前年度から増加した。一方、純利益は3社とも前年度実績を下回った。東保証は前年度に発生した大型保証事故の影響が残り減益。西保証と北保証は新型コロナウイルスの影響により保有株式が下落し、投資有価証券評価損を計上したことなどから減益となった。
 収入保証料を見ると、北保証は北海道胆振東部地震の災害復旧工事や、防災・減災、国土強靱化のための臨時・特別措置に基づく工事により前払い保証金額は9・1%の増加。東保証は3・9%の増加、西保証は12・4%の増加となった。
 20年度の業績見通しについて、「国や地方の公共事業予算の状況を踏まえ、前年度と同じくらいの事業実績に至るのではないか」(東保証)、「前払金保証対象請負金額は、道内分は北海道開発事業費関連で前年度補正の繰り越し分の増加が見込まれ約2%増」(北保証)と展望している。
 新型コロナの影響について、「収束が見通せない中、一部の発注者による工事発注計画の見直しや発注者の事務手続きの遅延などといった影響が懸念される」(西保証)とし、3社とも発注状況や予算の執行状況を引き続き注視していく考えだ。

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