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高砂熱学工業/医療用ブースなどが厚労省交付金対象に/提案強化へ特任チーム編成  [2020年7月7日3面]

医療用ブース「バリフローiii」

 高砂熱学工業は6日、同社の医療用ブース「バリフローiii」=写真=などが厚生労働省の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の申請条件を満たしたと発表した。今後は医療機関などによる交付金の活用が想定されるため、生産台数をさらに増やす考え。これを機に新型コロナ対策の特任チームを編成。一般ビルや医療・福祉施設向けの空調設備での新型コロナ対策の提案を強化する。
 交付金の対象となるのは医療用クリーンブース「バリフローiii」と「バリフード」。従来は1カ月当たり各10台程度の生産ペースだったのを新型コロナの流行を受け、バリフローiiiを月間30台、バリフードは同40台に増産すると4月に発表した。今回交付金の対象となったことで、さらに生産台数を増やす。
 ▽新型コロナウイルス感染症患者等入院医療機関設備整備事業▽帰国者・接触者外来等設備整備事業▽新型コロナウイルス感染症を疑う患者受け入れのための救急・周産期・小児医療体制確保事業▽新型コロナウイルス感染症により休業等となった医療機関等に関する継続・再開支援事業-の4事業で対象となった。
 バリフローiiiは高性能エアフィルターを搭載したファンフィルターユニットとビニールカーテン製のブースで構成。患者と医師の間にカーテンを設置し、せきやくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染を防止する。ブース内に医師が入って患者の方向に清浄空気を送る「陽圧型」と、陰圧にしたブース内に患者が入り、医療従事者が外側から診察する「陰圧型」に10分程度で組み替えられる。バリフードはファンフィルターユニット、ポリプロピレン製カーテン、樹脂被覆パイプで構成。フード内部を陰圧に保ち、せきなどでウイルスが外に広がるのを防ぐ。

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