技術・商品

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

日建リース工業/仮設足場用キャスターの提案強化/滑らかな動きで作業負担軽減  [2020年7月8日3面]

ブレーキの取っ手を持って運べる

 日建リース工業(東京都千代田区、関山正勝社長)が、操作性を向上した仮設足場用キャスターの提案活動を強化している。滑らかに動くため、従来品に比べ半分以下の力で足場が動かせる。現場作業員の負担軽減や作業効率化のアップにつながる。2月にレンタルをスタート。用意した在庫がもうすぐ無くなる状況という。需要に対応するため増産体制に入っている。
 製品名は「アルティメットキャスター」。同社は一つの車輪に250キロの負荷をかけ、車輪を進行方向に回転させて動かす時に必要な「旋回始動力」を測定。既存のキャスターが105・1キロなのに対し、アルティメットキャスターは45・2キロと約6割削減できることを確認した。10人必要だった足場の移動が4人で済むという。
 タイヤをゴム製から硬度の高いウレタンに変更し、強い荷重がかかってもゆがまない構造にした。内装足場営業推進部の橋場健二課長は「一つの車輪で600キロの重さまで対応可能」と説明。アルティメットキャスターのタイヤは白を基調にしているため、床面への色移りの心配も無い。
 車輪と足場のパイプを差し込むジャッキの間にはダブルベアリングを採用した。上から強い力が加わっても車輪がスムーズに回転する。施工時に強力なブレーキをかけて車輪を固定。ブレーキの取っ手は握りやすい仕様となっているため、車輪を持ち運ぶ際にも利用できる。これまではジャッキ部分をつかんで運んでいた。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。