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建災防/ずい道工事従事者の健康管理システム登録数が伸長/6月末で186事業場  [2020年7月14日1面]

 建設業労働災害防止協会(建災防、今井雅則会長)が構築した「ずい道等建設労働者健康情報管理システム」の登録数が伸びている。登録ID取得者は19年3月の登録開始から6月末時点で65件、データ登録件数は事業場が186件、本人情報は304件に達した。粉じん作業の従事歴情報などが所属する事業者を通してシステムに蓄積される。発症までに時間がかかり、健康管理が難しいじん肺の防止に役立てる。
 システムに登録される情報は氏名、生年月日、性別、電話番号、住所、建設キャリアアップシステム(登録者のみ)のIDナンバー、事業場退場時のじん肺健康診断結果、指導勧奨による特殊健康診断結果、粉じん作業の職歴。登録業務は労働者を雇用するトンネル専門工事業者が本人の同意を得て行う。システムの利用は無料。
 事業者が健康情報などを一元管理することで、労働者に対して行う健康管理や就業場所の変更などの適切な措置が講じやすくなる。労働者にとっては過去の健康診断結果を確認したい場合や再就職時に健康状態を証明する手段にもなるため、登録に応じるよう呼び掛けている。
 トンネル工事を専門とする労働者は、現場ごとに事業者が変わる場合が多い。このため、じん肺健康診断の実施と結果の保存が事業者に義務付けられているものの、散逸するケースがあり課題となっている。
 システムの問い合わせは、建災防ずい道等建設労働者健康情報管理システムセンター(電話03・6435・0280)へ。

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