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ヒューリック、関電工ら3社/都心型データセンター開発へ事業連携の検討開始  [2020年7月14日4面]

 ヒューリックと東京電力パワーグリッド(東電PG、東京都千代田区、金子禎則社長)、関電工の3社は13日、都心型データセンター開発で事業連携の検討を開始したと発表した。東京・丸の内を中心とするエリアでの開発を想定。既存建物やオフィスビルの建て替えで整備した建物を活用しデータセンターの整備を目指す。データセンターの運営では3社による共同事業化も視野に入れる。
 事業連携に当たってヒューリックは、時代のニーズに応じた都心型データセンターの実現を検討する。大規模再開発で複数の建物を建設する場合、データセンター機能を積極的に導入していく考え。東電PGは送配電事業で蓄積した技術力と東電PGグループの総合力を提供。関電工は電気設備工事などの分野で技術力やノウハウを生かす。
 3社は新型コロナウイルス感染症の流行を契機に都市構造が分散化する可能性があると見る。データセンターを活用して都市間をデータでつなぐなどといった都市づくりが必要と判断。都心型データセンターの開発事業で連携を検討する。
 ユーザーとデータが集中する都心部は、高速・大容量・低遅延のデータ転送が可能で、信頼性が高いデータセンターが求められている。IoT(モノのインターネット)の普及や第5世代移動通信規格(5G)の導入などを背景に、接続距離が短く、データ転送時間が最少化できる都心型データセンターのニーズが高まる見込みという。

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