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25年万博協会/プロデューサー10人決定/会場デザインは建築家・藤本壮介氏  [2020年7月14日8面]

藤本氏

プロデューサーと中西会長、石毛事務総長

 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会場のデザイン・運営、パビリオンの構想立案・展示・演出を担うプロデューサー10人が13日、正式発表された。会場デザインプロデューサーには建築家の藤本壮介氏、会場運営プロデューサーにはプランナーでプロデューサーの石川勝氏が就任。大阪市内で開かれた記者会見で藤本氏は「皆さん、そして世界の記憶に残る万博の風景をつくりたい」と抱負を語った。同協会の石毛博行事務総長はバーチャルでの万博会場の実現に向け「チャレンジしようとしている」と明らかにした。
 プロデューサーに決まったのは藤本氏、石川氏のほかテーマ事業プロデューサーとして福岡伸一青山学院大学教授、アニメーション監督の河森正治氏、映画監督の河瀬直美氏、放送作家の小山薫堂氏、石黒浩大阪大学栄誉教授、音楽家で数学研究者の中島さち子氏、メディアアーティストの落合陽一氏、宮田裕章慶応義塾大学教授。
 藤本氏は「万博招致計画の中心がなく、すべての国・人が中心という理念は良いが、世界の状況を考えると、それぞれがバラバラになるのはもったいない」「会場ですごく濃密な交流やコミュニケーションが行われ、そこから生まれるのものがあるので、多様性を尊重しつつ集まる意義を考える」と述べた。
 「どのような風景の記憶が残り、出来事や新技術、未来への希望が語り継がれるかを意識している。それらを考えつつ会場計画をつくる」と力を込めた。
 2025年日本国際博覧会協会の中西宏明会長は「新しい文化をつくり、会場で大いに歌いあげようと考えているプロデューサーを決められた」と語った。ビデオメッセージを寄せた梶山弘志経済産業大臣は「新しい万博を考える時代になっている」と期待を表明。
 新たに選出したシニアアドバイザーも発表。プロデューサーを兼務する河瀬氏と宇宙飛行士の山崎直子氏を選出した。

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