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竹中工務店、NTTドコモ/デジタル変革へ連携/新しい働き方へ人の行動データ活用  [2020年7月15日1面]

 NTTドコモと竹中工務店は14日、生産性向上を狙いとしたデジタル変革の共同検討に着手すると発表した。スマートフォンを通じた情報共有やバイタルデータ蓄積などを進め、新しい働き方のスタンダードモデルを構築する。デジタル朝礼や効率的なタスク管理・共有などを例に挙げる。他社を含め幅広く展開する方針で、年度内にも試行が完了したソリューションから提供を始める。
 デジタル朝礼などにより時間と場所を分散しながら安全に関する周知を徹底し、フレキシブルな働き方につなげる。リスクアセスメント能力が向上するような、より教育効果の高いデジタルKYや、現場の進捗(しんちょく)を職員や職長間で共有し事前段取りに活用する取り組みも進める。
 人工知能(AI)を用いて必要な情報の取得・配信をサポートする「AIエージェント」と呼ぶ取り組みや、対応漏れによる遅延などを防ぐためのタスクの管理・共有も図る。バイタルデータや位置情報などを分析し、健康状態や作業効率を本人にフィードバックしてパフォーマンスの向上につなげる「パーソナル管理」も掲げた。
 現場から得られるデータを指標化し、人間の活動データを予兆センサーなどとして活用する取り組み「人間行動モデル化」などを通じ、生産プロセスの最適化を図る。
 竹中工務店の篠井大取締役兼専務執行役員は「物づくりの魅力を阻害しているような周辺ワークをできる限り省人化し、優秀な人材の確保に寄与したい」と話している。

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