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鹿島/全現場フルBIM化へグループ会社強化/4年後に技能者300人体制へ  [2020年7月21日3面]

 鹿島は、建築現場でのBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の全面活用を推進するため、グループ会社の体制を強化する。施工計画など一部分ではなく全体的に導入する「フルBIM」を全現場で実施する目標を掲げており、そのためにグループ会社のBIM技能者を拡充する。現在は約150人規模となっており、4年後までに300人規模へ倍増させる。
 対象とするのは、BIM専業の「グローバルBIM」(東京都港区、中野隆社長)と、人材派遣や工事請負などを手掛ける鹿島クレス(東京都港区、戸田猛社長)のグループ会社2社。グローバルBIMは、BIM関連のコンサルティングやBIMモデル構築などを手掛けている。鹿島クレスは、BIM事業部を設置しており、施工図関係でのBIM活用をメインにしている。両社でBIM技能者を増やす。
 鹿島によると、BIMの普及率は高まっているものの、施工計画の検討だけだったり設備などの干渉チェックだけに用いたりと、一部にとどまっている現場が少なくないという。フルBIM化の推進には、現場へのサポート強化が必要で、「グループ会社で300人のBIM技能者がいれば全現場フルBIM化が可能」(伊藤仁常務執行役員建築管理本部副本部長)と見ている。建築現場の生産プロセスを変革する「鹿島スマート生産ビジョン」の一環となる。

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