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竹中工務店ら4社/エアテント型防じん養生ユニットを開発/短時間で設置・撤去可能  [2020年7月28日3面]

エアテントタイプの養生ユニット「すぽっとQ」

 竹中工務店らは27日、建築物の改修工事やはつり作業に伴う粉じん飛散を防ぐエアテントタイプの養生ユニット=写真=を開発したと発表した。空気圧を活用する点が特徴で、付属のブロアーで空気を注入することで、簡単にふくらませることができる。竹中工務店は、改修工事などの粉じん飛散防止の標準仕様にする。
 アクティオと朝日機材(東京都墨田区、伊藤雅哉社長)、シューズ・プラスチック製品製造のアキレス(東京都新宿区、伊藤守社長)との共同開発。竹中工務店が5現場で試験導入し、効果を確認した。
 開発した「すぽっとQ」は、長さ約2・4メートル、幅約2・2メートル、高さ約2・4メートルの大きさ。ユニットを連結することで作業面積も拡大が可能だ。外装材には採光性と視認性に優れた透明のポリ塩化ビニール・ターポリンを採用し、支柱にはクロロスルフォン化ポリエチレン・ゴムを使用している。良好な作業環境を維持するため、側面にはスポットクーラーと集じん機につなぐ穴を設けている。ブロワーを除く本体重量は約30キロ。一人で持ち運べる。
 テナントが入居したまま行う改修工事などは、テナントの業務が終了してから作業に着手するケースが多く、粉じん飛散防止の養生資材の組み立て時間の短縮が求められていた。従来型の養生では、15平方メートルの規模の養生で約90分かかっていたが、これを約15分に短縮できる。生産はアキレス、レンタル・販売はアクティオが担当する。8月1日からレンタルする。

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