論説・コラム

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回転窓/観光の新常態  [2020年7月30日1面]

 時間と場所を選ばずに働ける就業・休暇スタイルの「ワーケーション」。コロナ禍を契機に在宅勤務などリモートワークへの転換が叫ばれる中、落ち込んだ観光需要の回復も狙った新たな働き方に注目が集まる▼政府もリゾート地などの休暇先で働くワーケーションの普及を、今後の観光戦略の目玉の一つに挙げる。休暇の取得・分散化といった課題を解決し、国内観光の新しい形の創出を目指す▼企業と地域が連携し、普段の職場とは別にリゾート地に拠点を設けて社員が働きながら心身を休める環境づくりが進む。ワーケーション対応のオフィス整備をはじめ、ホテルにリモートワーク用の機材を配備した宿泊プランを販売する動きも広がる▼ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を合わせた造語のワーケーションは、もともと有給休暇の取得率が低かった米国での働き方の一つとして広がった。ビジネスマンが旅先でも電話会議や報告書の作成などで完全な休暇にならないことがよくあるという▼地方創生の切り札でもある観光産業。成長軌道への再修正は人々の働き方や価値観の変化にどう対応するかが鍵になりそうだ。

コメント

  • 匿名 より:

    心の片隅に仕事を残したままの休暇・・・造語を聞いただけで辛そう。

  • 匿名 より:

    休暇なのか仕事なのか。休暇でいい思いしてるんだからこれくらい仕事してよとか思われそうでいや。大企業ならできるかもしれないがこの国を支えている中小・零細には到底無理な話。日雇い派遣を減らし正社員を増やしてからこういった事は言って欲しい。さんざん派遣の枠を企業のために広げておいてそこからなおも毟り取ろうとするこの国に絶望しかない。

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