企業・経営

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

清水建設/太陽光発電関連企業に出資/再生可能エネ供給事業で協業へ  [2020年7月30日3面]

 清水建設は29日、太陽光発電を中心に再生可能エネルギー関連事業を展開するネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ケ根市、伊藤敦社長)に出資すると発表した。非建設事業強化の取り組みの一環。出資額は非公表。今後は同社との協業により同社の製品やノウハウを活用した再生可能エネルギーの供給事業を展開する。
 ネクストエナジー・アンド・リソースの資本金は3億25百万円。2003年12月に設立した。太陽光発電システムの部材販売や独自の架台とモジュールを活用したEPC(設計・調達・建設)事業、売電収益を最大化するO&Mサービスなどを展開している。株主はネクストホールディングス、東京ガス、四国電力、北陸電力、東北電力。売上高は19年6月期実績で270億7725万円。
 出資を足掛かりにした協業では、顧客の所有施設の屋根・遊休地に清水建設の費用負担で太陽光発電システムを設置し、顧客に再生可能エネルギーを購入・自家消費してもらう「再生可能エネルギー導入サービス」を計画する。清水建設が所有する太陽光発電施設から顧客に再生可能エネルギーを提供する、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に頼らない発電・電力小売り事業なども想定する。
 清水建設は30年度までの長期ビジョンで、再生可能エネルギーなどの非建設事業を強化する方針を掲げている。連結ベースの売上利益全体に占める非建設事業の割合を、約10%(19年3月期実績)から、31年3月期には35%にまで伸ばす考え。今後は収益基盤の拡充に向けて太陽光をはじめ、洋上風力や地熱などの発電事業を積極的に展開する。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。