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不動テトラら/サンドコンパクション船を改装/自動制御など搭載し機能向上  [2020年8月3日3面]

リフレッシュした第31不動号

 不動テトラとソイルテクニカ(東京都中央区、西川晋司社長)は、サンドコンパクション船「第31不動号」を改装し、技術と船内環境の両面で機能を増強した。老朽化機材を刷新するとともに、ネットワークを利用して操船を自動制御する「ネットワーク型RTK-GPS測位システム」などを追加で搭載した。船員・作業員の居住環境も改善した。今秋から横浜港で進められる「新本牧ふ頭建設工事」に配備する予定で、その後も積極的に営業展開していく。
 今回搭載した自動制御システムには、高精度に位置情報を取得できる「仮想基準点方式」を採用。固定局の設置が不要となるため、測量作業が大幅に省力化できる。全日本漁港建設協会(岡貞行会長)による回航経路記録・表示システムも導入。現在位置などを遠隔から閲覧できる。バスルームを改装したほか、女性トイレや各船室専用のエアコンなどを追加で設置。食堂などの内装も一新し、居住環境の改善につなげた。
 同船は1991年に建造していた。最大で水面下60メートル程度まで打設可能で、国内外で総延長約200万メートルの砂杭を打設してきたという。大型のコンテナ船などの接岸を可能とする大深度岸壁の整備や耐震化のニーズが高まっており、機能増強が必要と判断。10億円を超す投資によりリフレッシュした。7月30日には不動テトラの奥田眞也社長らによる安全祈願も行った。サンドコンパクション船のリフレッシュは今回で2船目となる。

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