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戸田建設ら3社/現場用通信システムを開発/超高層でも安定した無線通信環境構築  [2020年8月3日3面]

新たに開発した通信システムのイメージ

 戸田建設ら3社は7月31日、超高層ビル建設現場の高層階でも安定した通信ネットワークを構築できる通信システムを開発したと発表した。単管パイプと電波を放射するアンテナユニットを接続して無線通信環境を構築する「ウェーブガイドLANシステム」を改良。安定した無線通信環境が広範囲で容易に構築できるという。全国の作業所に展開し快適な無線通信環境の構築につなげる。
 古野電気(兵庫県西宮市、古野幸男社長)、PicoCELA(東京都中央区、古川浩社長)と共同開発した。同システムに複数のアクセスポイント間を接続して無線通信環境を構築・拡張できる「無線バックホール方式」を組み合わせた。
 パイプシャフトやダクトスペースなどの縦空間に単管パイプを通し、中継用のアクセスポイントを接続することで高層階への拡張が容易になる。フロア内に中継用のアクセスポイントを増設すればフロア全体で通信が利用できる。
 実証実験で有効性を確認済み。建設中の高さ210メートルの超高層ビルに適用し良好な無線通信が提供できているという。同システムを利用すれば現場内でさまざまな情報通信端末やIoT(モノのインターネット)機器が使用できるようになり、安全と施工品質がさらに高まるとみている。

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