論説・コラム

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回転窓/冷静に向き合う  [2020年8月7日1面]

 千葉県松戸市が新型コロナウイルスを踏まえた人権尊重緊急宣言を出した。感染者や医療・介護関係者らへの差別や偏見をなくすことや、社会を支える人への感謝を呼び掛けた▼本郷谷健次市長は「まん延しないよう努力が必要だが、なった(感染した)人には責任はない」と強調。安心して生活を送りつつ、感染時には拡大防止へ助け合うことが重要と訴えた▼こうした宣言が出る背景には、差別的な言動が生じている状況がある。先月下旬に初の感染者が出た岩手県で、感染者に対するひぼう中傷が問題視された。感染者を特定するような行為に政府も警戒感を強めている▼明日から夏季休暇という方も多かろう。だが建設業界には、こうした時期だからこそ進めなければいけない現場もある。全国で猛暑が続く。感染防止と熱中症対策を両立しながら都市基盤が守られている▼緊急事態宣言下でも公共工事などが進められた。建設業の担い手はエッセンシャルワーカーにほかならない。最善を尽くしつつも、万が一の際には冷静に病気に向き合える。そうした環境づくりが社会の安定につながることを忘れてはならないだろう。

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コメント

  • 匿名 より:

    葬式と病以外は無視を決め込む村八部の文化が根強くあるこの国は差別やいじめは無くならない。その葬式も病もそれくらいは人として手伝うーではなく、伝染病だったら集落全域に広がって迷惑を被るからだ。超現代のコロナも同じだ。どの国よりも同族に冷たく利己主義なこの国はいつになったら人として成熟するのか。

  • 匿名 より:

    ご自身の辛かった体験を政治に投影するのはいかがなものか。「国」は「人」ではありません。

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