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中村光男氏(元日建設計社長)死去/企業ブランド向上に尽力  [2020年8月28日1面]

 日建設計(東京都千代田区)で社長を務めた中村光男(なかむら・みつお)氏が13日、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。東京都出身、79歳。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男の領(りょう)氏。お別れの会は行わない予定。
 中村氏は1967年東京芸術大学大学院建築科修士課程修了後、日建設計工務(現日建設計)に入社した。公共、民間を問わず数多くの大規模建築の設計に従事。代表作品に「大宮ソニックシティ」(さいたま市大宮区、88年完成)などがあり、建築業協会(現日本建設業連合会)のBCS賞など多数の受賞歴がある。
 2004年から社長を務め経営の陣頭指揮を執った。在任中は日建設計コンストラクション・マネジメント(NCM)を含むグループ会社を設立し多様化する発注者ニーズに対応。積極的な海外進出を狙い複数の海外拠点を設置し、経営規模の拡大を進めた。07年の新春インタビューで「他国に日建設計の名を高めたい」と話すなど、企業ブランドの向上に力を注いだ。
 08年1月に社長を岡本慶一氏にバトンタッチし代表取締役会長就任。14年会長、15年1月から最高顧問を務め16年12月に退任した。

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