工事・計画

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日本郵便ら3社/旧大阪中央郵便局跡地開発(大阪市北区)/9月末から旧局舎曳き家  [2020年9月10日12面]

超高層複合ビル完成イメージ

アトリウム(正面が移設した旧局舎建物)

 日本郵便、大阪ターミナルビル(大阪市北区)、JTBの3社は、JR大阪駅前の旧大阪中央郵便局跡地で超高層複合ビルを建設するのを前に、現地に一部保存している旧局舎建物の曳き家工事に着手する。移設した旧建物はアトリウム内に保存し、旧局舎の歴史と記憶を継承する。9月末から作業に取りかかり、11月末からビル本体工事を始める。設計は日建設計、曳き家工事を含む施工は竹中工務店・西松建設・錢高組JVが担当する。
 建設地は大阪市北区梅田3の144の2ほか。敷地は旧局舎跡地(約8900平方メートル)とJR西日本所有の大弘ビル、アクティ西ビル用地を合わせた1万2890平方メートル。建物の規模はS一部RC・SRC造地下3階地上40階建て延べ22万9000平方メートル。高さは188メートル。
 現地にはロビーを含めた旧局舎の正面部分(幅約20メートル、奥行き約20メートル、地上3階部分)の柱や梁を残しており、曳き家工事では西側に約50メートル、北側に約25メートル移動させる。アトリウムに面して保存することで「感動的な商業空間」を作り出す方針だ。
 複合ビルの貸室面積は約6万8000平方メートル。基準階の面積は約4000平方メートルと西日本最大級のオフィスフロアになる。商業施設(地下1階~地上6階)の中心部に4層吹き抜けのアトリウムを設ける。MICE(国際的なイベント)に対応したホテル(約400室)や1200席の劇場なども収容し、大阪駅周辺エリアの新たなにぎわい拠点を目指す。完成は2024年3月末を予定。

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