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羽田みらい開発ら/スマートシティー実現へ実証実験着手/自律走行バスを定常運行  [2020年9月14日3面]

自律走行バス

 鹿島ら9社が出資する羽田みらい開発(東京都大田区、山口皓章社長)らは、スマートシティーの実現を見据えた実証実験を、東京都大田区の「HANEDA INNOVATION CITY(羽田イノベーションシティー)」で18日から開始する。特別装置自動車を自律走行バスとして定常運行する日本初の試みや、人流などをリアルタイムで可視化して施設管理業務の効率化を図る取り組みなどを予定している。
 自律走行バスは、羽田みらい開発らが実施主体となる。運行を通じて技術の高度化を図り、将来的には施設外との循環バスへの転用を目指す。
 人流などの可視化は、鹿島が実施主体となって進める。施設内に設置した約400個のビーコンやセンサーを用いて、人流データや各種モビリティー、ロボットなどの位置情報を取得する。鹿島が開発した空間情報基盤「3D K-Field(ケイ・フィールド)」に表示し、施設管理業務の効率化やサービスの高度化につなげる。鹿島は、遠隔からコミュニケーションが可能な「アバターロボット」を用いた構内警備・配送業務や、複数種類のロボットの統合管制の実験にも参画する。
 羽田イノベーションシティーは、羽田空港跡地を開発するプロジェクトで、同日に先行地区が本格稼働する。これに合わせて、羽田みらいが幹事を務める「羽田第1ゾーンスマートシティ推進協議会」が、実証実験を進める。国土交通省のスマートシティモデル事業の「先行モデルプロジェクト」にも選定されている。

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