行政・団体

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

宮城県/398号内海橋(石巻市)が完成/震災復興のシンボルに、記念式典開く  [2020年9月14日8面]

架け替えた内海橋〈右〉。被災した中州を経由する橋は撤去する。白いドーム形の建物は石ノ森萬画館。

関係者によるテープカット

 東日本大震災で津波による大きな被害が出た宮城県石巻市の中心部で10日、旧北上川下流に架かる新しい「国道398号内海橋」が完成した。県が事業主体となり、津波で被災した橋の約100メートル上流に架け替える形で整備。国道398号として市中心部と対岸の湊地区を結ぶ。石巻の新たな復興のシンボルとして観光や水産業の活性化に地元から期待されている。
 内海橋は震災前、中州を挟んで2本の橋で構成されていた。架け替えでは新たに両岸を直結する1本の橋として整備。橋長202メートル、幅14・5メートルの2車線(上下各1車線)になる。2014年7月に着工し、下部工の施工をアルファー建設(宮城県気仙沼市)、上部工をJFEエンジニアリングが担当した。整備費は88億円。
 中州には日本を代表する漫画家・石ノ森章太郎のマンガミュージアム(石ノ森萬画館)があり、日本中から多くのファンらが訪れている。
 新しい橋が完成した同日には県主催の完成記念式典が開かれ、約20人の関係者が出席。くす玉開披やテープカットで完成を祝った。来賓で出席した石巻市の亀山紘市長は「この橋が復興のシンボルとしてこれからの街の発展、憩いの場となるよう地域づくりを進めていきたい」と話した。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。