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国交省・榊真一都市局長が就任会見/街づくりで防災・減災対策に注力  [2020年9月17日1面]

インタビューに答える榊都市局長=16日、国交省で

 国土交通省の榊真一都市局長は16日、日刊建設工業新聞社など専門紙各社の取材に応じた。「安全に安心して暮らせる街づくりが都市行政の基本」と強調し、街づくり分野での防災・減災対策に力を尽くす方針を表明した。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえた今後の街づくりの方向性にも言及。新技術と官民データを活用して街づくりを行うスマートシティーの普及拡大に向け、モデル都市での事業実施やガイドラインの策定に注力する。
 水害など大規模災害の頻発を踏まえ、街づくりで取り組む防災・減災対策として危険なエリアへの新規立地の抑制や安全な地域への移転促進、地方自治体による「防災指針」の作成などを強力に後押しする。榊氏は治水対策と街づくりの連携に「流域全体をとらえながら一緒に仕事をしていければ」と意欲を示した。
 新型コロナの感染拡大が「街の過密空間の存在を改めてあぶり出した」と指摘。多様な人の集積や交流を促す「居心地が良く歩きたくなる街なか」を実現していく。過密の解消にも知恵を絞る。国民の意識変化を見極めながら「国民にとって働きやすく住みやすい、居心地の良い街づくりを進めたい」と力を込めた。
 スマートシティー政策にも注力する。モデル都市で事業の具体化を目指すとともに、普及拡大に向けたガイドラインを年度内にも策定する。現場ニーズとシーズのマッチングなどで実用化を後押しする。

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