工事・計画

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静岡県伊豆の国市/韮山反射炉保存修理/清水建設で10月着手  [2020年9月24日8面]

保存修理する韮山反射炉(伊豆の国市ホームページから)

 静岡県伊豆の国市は、清水建設の施工で10月に史跡韮山反射炉の保存修理工事を開始する。工期は2021年10月31日。施工監理は文化財建造物保存技術協会が担当。
 反射炉(伊豆の国市中)は、銑鉄(せんてつ)を溶かして優良な鉄を生産するための炉。韮山反射炉は大砲の鋳造などを目的に1857年に建設された。実際に稼働した反射炉として国内で唯一、現存している。2015年7月には韮山反射炉を含む「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録された。
 30年以上前に大規模な保存修理を実施したが、れんが表面の風化など経年劣化が進み新たな保存修理が必要となったため、本年度から2カ年で工事を行う。れんが修復工事は劣化度合いに応じ、れんがの差し替え、貼り付け、擬れんが補修の3工法で実施する。10月から仮設工事に入り、足場からの目視調査や打診調査を必要に応じて行い、れんがの製作寸法、数量、色彩などを決定。年明けから補修工事に入る。補強鉄骨部の再塗装も行うほか、しっくい塗り試験施工も併せて行う。

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