工事・計画

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三井不、竹中工務店/東京・日本橋に国内最大木造オフィス計画/23年の着工めざす  [2020年9月30日4面]

木造賃貸オフィスの完成イメージ

 三井不動産と竹中工務店は29日、東京・日本橋に木造建築として国内最大規模で最高層となる賃貸オフィスビルを新設するため、検討を始めたと発表した。規模は地上17階建て延べ約2万6000平方メートル。高さは約70メートルを計画する。構造用木材は1000立方メートル以上になるという。三井不グループが北海道に保有する森林の木材を利用。主要構造部には竹中工務店の耐火集成材「燃エンウッド」を使う。2023年の着工を目指す。
 持続可能な開発目標(SDGs)の達成や環境配慮の取り組みの一つ。同規模のS造オフィスビルに比べ建築時の二酸化炭素(CO2)排出量が約2割削減できると見込んでいる。建築をはじめ木材利用は各国で関心が高まっている。木材の積極的な利用は、オフィスの労働者や来館者の心地よさを高め、都心の建物の新しい価値と景観を生み出せると判断した。資金調達には環境面などの情報に基づくESGファイナンスの利用を視野に入れている。
 両社は資源循環や木材利用を巡るノウハウ、技術力を駆使する。三井不グループで木材利用の建物の施工実績が豊富な三井ホームや三井ホームコンポーネントなどと連携する。燃エンウッドは耐火構造認定を受けている。断熱、吸熱の効果が大きく、表面を耐火のために被覆せずに柱や梁に木材を使えるようになる。
 計画地は東京都中央区日本橋本町1の3。三井不動産は日本橋を重点戦略エリアに位置付けている。用途は事務所、店舗、駐車場など。オフィス基準階の専有面積は約1000平方メートル。ハイブリッド木造と呼ぶ構造を想定。床や仕上げにも木材を積極的に活用する。三井不が建築主、竹中工務店は設計予定者。竣工は25年を計画している。

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