論説・コラム

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回転窓/離れて集まる  [2020年10月12日1面]

 ウィズコロナ時代の「新しい生活様式」を踏まえた旅の在り方を普及・定着させる「Go Toトラベル」。1日から東京都を目的地とした旅行と東京都に住む人の旅行も対象に加わった。キャンペーンを機に活気を取り戻した観光地も多いという▼キャンペーンの利用は「新しい旅のエチケット」に従った行動が条件。安全・安心な旅が楽しめるよう旅行者目線で感染防止の留意点などがまとめてあるそうだ▼旅行だけでなく仕事やイベントなど、さまざまな場面でニューノーマル(新常態)が動きだしている。生活や行動が変化すれば都市や建築のありようも変わる。密になるような集まり方ではなく、離れているけれど集まれるといった非常に難しい計画学が求められるであろう▼建築家で東京大学名誉教授の原広司氏は著書『集落の教え100』(彰国社、1998年)で離散的に集落が成り立つ「離散型集落」を提唱し、「離れて立つ」ことの重要性を説いている。コロナ禍の時代、原氏の言葉が示唆する意味をもっと考えなければと思う▼離れているけれど集まり一緒にいるような気持ちになれる-。都市や建築の探求は奥深い。

コメント

  • 匿名 より:

    めんどくさい。いっそ一人で生まれて一人で生きて一人で死んでゆくことを許容する社会になって欲しい。

  • 匿名 より:

    集落は、助け合いと言う仮面を被った過干渉だ。変化を嫌い、そよとも風は吹かない。形として離散的に集落は成り立つだろうが離れて立つことなど出来ないから集落なのだ。そもそも離れて立つ事が出来る人たちは群れない。

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