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国交省、文科省/免震部材の実大動的試験装置導入検討へ/21年度に調査実施  [2020年10月14日1面]

 国土交通、文部科学両省は2021年度、国内で未整備となっている免震部材の実大動的試験装置の導入検討に向けた調査に入る。国交省は大地震に対する構造物の機能継続性の確保、文科省は国際競争力の強化の観点から、21年度予算の概算でそれぞれ要求。実大動的試験装置の海外での活用状況、国内への導入方法、運営の仕方などについて調査検討を実施する。
 近年、大規模な土木・建築構造物に使用される免震部材は多様化、大型化しているが、実大部材の動的性状を検証できる大型の試験設備は国内にない。このため縮小試験体による試験や、静的試験で性能を確認している。
 大型の実大動的試験装置は現在、米国や中国などが保有する。日本で開発された免震部材の一部は、各国が保有する装置で性能試験を行っているが、海外に出向くため時間や費用がかかっている。こうした状況を踏まえ、日本免震構造協会(和田章会長)が中心となって国内に試験装置の設置を呼び掛けている。

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