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長谷工コーポ/超高層PCa梁分割シミュレーションシステムを開発/検討時間を半減  [2020年10月15日3面]

PCa梁の施工状況

 長谷工コーポレーションは、PCa(プレキャストコンクリート)工法を採用する超高層マンション建設の生産性向上に向け、建物概要や施工条件を入力するだけで梁の分割シミュレーションが可能なシステムを開発した。従来と比べ梁分割の検討時間が半分程度に短縮できる。今後、PCa工法採用の超高層マンションを対象に適用していく考えだ。
 「超高層PCa梁分割システム」は、梁寸法やコンクリート強度、継ぎ手長さなどの施工条件を入力するだけで梁分割がシミュレーションできる。専門知識や経験がなくても容易に行える。
 マンション建設のあらゆるステージでBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)モデル活用を目指す「長谷工版BIM」と連動することで、PCa工場との情報化生産が可能。生産性向上に加え、PCa製作図などを省略できるメリットもある。
 PCa部材を現場で活用する場合、工場で作った部材を運搬するトレーラーの積載可能な容量や重量、クレーンのつり上げ能力、柱・梁の接合方法などを考慮した分割位置の検討が必要になる。これまではさまざまな条件を満たす部材を生産するため、図面の作成などに時間と労力が必要だった。

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