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清水建設、オートデスク/都市デジタルツイン実装へデータプラットフォーム整備  [2020年10月16日3面]

都市デジタルツインプラットフォームのイメージ

 清水建設とオートデスクは15日、現実を仮想空間に再現する「都市デジタルツイン」の社会実装に向けて基盤・データプラットフォームを整備する協業プロジェクトを開始したと発表した。協業の初弾として、東京都江東区で清水建設が進める不動産開発プロジェクト「豊洲6丁目プロジェクト」の周辺エリアを対象に都市デジタルツインを構築する。
 豊洲6丁目プロジェクトではBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)活用や建物・都市のスマート化に取り組む清水建設の知見と、オートデスクの先進的な技術を融合して都市デジタルツインのデータプラットフォームを整備する。都市デジタルツインのデータプラットフォームにオートデスクのクラウドサービスを活用するのは国内で初めてという。
 清水建設は整備するプラットフォーム上に建物・インフラのBIM/CIMモデル、広域地形モデル、シミュレーションデータを統合した豊洲6丁目プロジェクトのサイバー空間を構築し、人流・物流・交通・防災機能の最適化を図る課題解決型のスマートシティー事業を推進する。今後はデータプラットフォームとそのオープンな開発環境をスタートアップ企業などに提供。豊洲エリアでのスマートシティー化のノウハウを全国の都市開発提案に展開することでビジネスチャンスを拡大する。
 企画設計段階の各種シミュレーションや施工段階のプロジェクト管理、竣工後の運営管理にも「都市デジタルツイン」のプラットフォームを活用する。
 オートデスクは情報やクラウド、モバイル、ビッグデータなどのプラットフォームテクノロジーやIoT(モノのインターネット)を、製造、建築・土木、エンターテインメント業界などの分野の企業、組織・ビジネスモデルと組み合わせる。事業拡大のための新たな手法の創造や、プロセスや業界の動きを変革する新しいビジネスデザインを支援する。
 豊洲6丁目プロジェクトはオフィス棟とホテル棟で構成する。総延べ床面積は約8万9100平方メートル。竣工時期は21年8月を予定している。

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