論説・コラム

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回転窓/橋梁の崩落事故を想う  [2020年10月21日1面]

 橋の中央部分が長さ48メートルに渡って約20メートル下の河川に落下。朝の通勤時間帯に起きたこの惨事で走行中のバスの乗客や乗用車の運転手など32人が死亡した▼26年前の10月21日、韓国・ソウル市内を流れる漢江に架かる聖水大橋で発生した橋梁の崩落事故。長さ1160メートル、幅員19・4メートルの4車線の道路橋で、7径間鋼製トラス桁の中央のつり桁部分の一部が崩落した▼事故は溶接不良が主因とされ、高張力ボルトの不備など手抜き施工が発覚した。施工業者だけでなく、管理するソウル市道路局の担当者も安全上の適切な措置を怠ったとして逮捕された▼わが国で手抜き工事による事故は起きないと信じている。けれども構造物の老朽化や劣化による事故は今後多発する可能性がある。先月、国土交通省が公表した2019年度の道路施設の近接目視点検結果によると、1巡目(14~18年度)点検で早期・緊急措置が必要と診断された橋梁で、19年度までに自治体の修繕着手率は52%にとどまった▼限られた予算で構造物の維持更新費を捻出するのは大変だろう。ただ事故が起きてからでは遅い。計画的な予算措置をお願いしたい。

コメント

  • 匿名 より:

    「あの」韓国の事案と比べられてもwあの国は一事が万事です。劣悪すぎて他山の石にもならない。

  • 匿名 より:

    例にださす国が間違ってる。手抜きというよりそれが通常運転でしょう、K国は。たまたま発覚しただけ。

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