工事・計画

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都市機構東日本賃貸住宅本部/団地建替設計にBIM導入/初弾試行案件のプロポ公告  [2020年10月23日4面]

 都市再生機構東日本賃貸住宅本部は、住宅団地の建て替え事業の設計業務でBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の活用に乗り出す。BIM導入の初弾案件となる「諏訪団地基本設計・工事費算定設計業務」の委託先選定に向けたプロポーザル手続きを23日に開始する。本格導入に先駆けて同業務でBIMの活用を前提とした設計図書の作成や納品を試行的に実施し、より効果的なBIMの活用方法や活用範囲を検証する狙いがある。
 団地建て替えの設計委託では競争入札(総合評価方式含む)を採用することが一般的で、プロポーザル方式の採用例は少ない。今回はBIMの試行実施を前提としていることからプロポーザル参加者による技術提案を通じ「民間技術を積極的に取り入れたい」(同本部設計部設計課)としている。
 プロポーザルへの参加表明書は11月16日まで受け付ける。技術提案書の提出期限は2021年1月15日。審査を経て21年2月18日に委託先を特定する。参加要件は都市機構から「建築設計」の認定を受けている単体とJV。所定の設計実績とBIM活用実績も求める。
 多摩市にある諏訪団地の建て替え事業の一環で、130戸の共同住宅1棟の基本設計などを委託する。業務対象地は多摩市諏訪2の1(敷地面積6150平方メートル)。既存建物2棟は除却済み。新設する共同住宅の規模は9階建てで、建築面積1100平方メートル、法定延べ床面積6300平方メートルを想定する。別の敷地(700平方メートル)に設けるコミュニティースペース(平屋150平方メートル)の設計も任せる。
 履行期限は25年3月14日。委託業務のうち基本設計と工事費算定設計、積算は22年1月31日まで、一団地認定申請資料作成と申請業務は同年6月30日までに終える。

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