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東北整備局/石井水門(宮城県石巻市)が完成/国重文・被災閘門の治水機能補完  [2020年11月5日9面]

関係者によるテープカット

完成した石井水門。後方は石井閘門(北上川下流河川事務所提供)

 東北地方整備局が宮城県石巻市の中心部を流れる旧北上川と北北上運河の合流地点で整備した「石井水門」の完成式典が10月31日、現地で開かれた。國友優河川部長や亀山紘市長ら多数の関係者が出席。テープカットや記念植樹を行うなどして完成を祝った。石井水門は東日本大震災による津波で被災した国の重要文化財・石井閘門の前面に位置しており、治水機能を補完する。
 式典であいさつした國友河川部長は「東日本大震災から間もなく10年の節目を迎える。旧北上川河口部で堤防整備を鋭意進めているところだが、石井水門が先陣を切って完成式を行った。重要文化財である石井閘門とも調和を図りながら整備を行った」と経緯を振り返った。
 石井水門は2015年度に着工し、旧北上川河口の約8キロ上流に整備した。ゲートには観音開き方式のマイタゲート形式を採用。高さ8・5メートル、幅7・5メートル、重さ約39トンの扉体2枚を取り付けた。建設費は約30億円。
 設計は東京建設コンサルタント(東京都豊島区)が担当。施工は、本体と地盤改良を新井組(兵庫県西宮市)、ゲートの製作と設置を旭イノベックス(札幌市清田区)、翼壁を升川建設(山形県河北町)、仮締め切り撤去を武山興業(石巻市)がそれぞれ担った。

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