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住友林業/コーナン建設をグループ会社化/中大規模木造建築の拡大を加速  [2020年11月17日3面]

 住友林業は16日、コーナン建設(大阪市北区、原恭平社長)をグループ会社化すると発表した。住友林業の木造建築や木質化技術と、コーナン建設が保有するS・RC造建築のノウハウを組み合わせ、中大規模木造建築事業の拡大につなげる。連携強化を狙いとした新事業部をコーナン建設が2021年4月に設置。住友林業がコーナン建設に取締役を派遣し、新事業部の立ち上げに参画する。
 コーナン建設は1948年創業の総合建設会社で、大阪と東京を地盤に事業展開している。集合住宅や商業施設、学校、福祉施設などで豊富な施工実績がある。企画提案から設計・施工、アフターメンテナンスまで一貫対応できる点が強みだ。9月30日時点の従業員数は271人。20年3月期決算の売上高は183億円。グループ会社化で木造を含む混構造や木質化を推進し、新たな木造建築市場を開拓するとしている。
 住友林業は、コーナン建設の株式を53・59%保有している宏栄興産(大阪市淀川区、原眞一社長)の全株式を取得する契約を16日に結んだ。21年1月中旬に払い込みする予定だ。
 住友林業は、中大規模木造建築分野の強化を目的に17年、熊谷組とも業務・資本提携している。今後のすみ分けは「熊谷組とコーナン建設は得意分野やエリアが異なる。建築物件の規模や地域、得意とする分野による分担を想定している」(住友林業)という。

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