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清水建設/フィリピン・ダバオ市でバイパス工事契約締結/3者JVで282億円  [2020年11月20日1面]

 清水建設は19日、フィリピン・ミンダナオ島のダバオ市で計画されているダバオバイパス(BP)建設プロジェクトのうち、10・7キロ区間の工事を受注し請負契約を結んだと発表した。事業主体は同国公共事業道路省。清水建設と竹中土木、地元企業・ウルティコンの3者JVで受注した。JVでの請負金額(税込み)は約282億円。工期は約37カ月を予定している。
 ダバオバイパス建設プロジェクトは、ミンダナオ島にある港湾都市・ダバオの南部シワラン~中央部インダンガンを結ぶ全長約30キロの道路を建設する。日本の円借款を活用。交通渋滞の緩和と経済圏域の物流改善を図るのが目的。バイパスが完成すれば、両地域間の移動時間が現在の1時間45分程から50分まで大幅に短縮できるという。
 清水建設らが受注した工区はバイパス中央部分に当たる10・7キロ。高さ8メートル、幅10メートル、掘削断面図約80平方メートル、長さ2・3キロのトンネル2本、計900メートルの5橋梁、延長7・9キロの切り盛り道路などを含む。清水建設と竹中土木はトンネル工区、ウルティコンが土工事と橋梁を担当する。
 ダバオ市は同国第3の都市で、南部地域の政治と経済、文化で中心的な役割を果たしている。港は木材の積み出し港で、バナナの加工や輸出でも重要な役割を担っている。

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