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国交省/港湾工事でCCUS活用モデル試行/九州と近畿整備局で初弾入札公告  [2020年11月25日1面]

 国土交通省は直轄の港湾・海岸・空港工事で建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用するモデル工事の試行を開始した。活用目標の達成状況に応じて工事成績評定で加点する。20日に九州、近畿両地方整備局が初弾工事の入札を公告した。明確な実施目標は未設定だが、来年度は各地方整備局で1~2件以上の実施をイメージしている。
 モデル工事の実施要領を10月26日付で全国の地方整備局に発出した。2日以降に入札手続きを始める工事(WTO政府調達協定対象)のうち、地方整備局などが指定する工事に適用する。
 モデル工事では入札説明書や特記仕様書などに試行の対象工事であることを明記する。▽平均登録事業者率90%▽平均登録技能者率80%▽平均就業履歴蓄積率50%-の三つの目標基準すべてを達成すると、工事成績評定で1点加点。平均登録技能者率が90%以上の場合はさらに1点加える。
 先行している直轄一般土木のモデル工事と異なり、発注者指定の「義務化モデル工事」、受注者希望による「活用推奨モデル工事」といった区分は設けない。入札公告時にモデル工事の対象としても、実際にCCUSを導入するか否かは受注者の判断に任せる。目標の最低基準も設定せず、基準未達成時の工事成績評定での減点などのペナルティーも科さない。
 初弾工事は九州整備局発注の北九州港での岸壁築造工事と近畿整備局が発注した神戸港の航路付帯施設基礎工事だった。

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