技術・商品
東亜道路工業/高耐久改質アスファルトの製造方法改良/プレミックス方式で品質向上 [2020年11月25日3面]
東亜道路工業は同社が販売する高耐久改質アスファルト「HSバインダー」の製造方法を改良した。従来は混合物製造時にプラントで添加剤を投入するプラントミックス方式で製造していたのに対し、あらかじめ専用工場でアスファルトに添加剤を溶かし込むプレミックス方式に変更。これにより樹脂の偏りがなくなって品質が向上すると同時に、製造時の負担が軽減してコストの削減にもつながるという。
HSバインダーは半たわみ性アスファルトと同等の耐流動性を持ち、従来のアスファルト混合物にない耐油性を備えた高耐久なアスファルト混合物。重交通路線の交差点手前や、大型車駐車場、物流施設などで主に適用されている。
従来のプラントミックス方式では、作業員が投入口付近で大量の添加剤を手作業で投入するため、落下したり、高温の混合物に触れてやけどしたりする危険性があった。またプラントでの混合では作業員の拘束時間が長く、人件費がかかる一因となっていた。
プレミックス方式にすることで作業時の危険がなくなり、添加剤の投入も1度で済むため作業員の負担が軽くなり、製造コストが削減できる。少量生産に関しては従来通りのプラントミックス方式も併せて販売を継続する。
HSバインダーは半たわみ性アスファルトと同等の耐流動性を持ち、従来のアスファルト混合物にない耐油性を備えた高耐久なアスファルト混合物。重交通路線の交差点手前や、大型車駐車場、物流施設などで主に適用されている。
従来のプラントミックス方式では、作業員が投入口付近で大量の添加剤を手作業で投入するため、落下したり、高温の混合物に触れてやけどしたりする危険性があった。またプラントでの混合では作業員の拘束時間が長く、人件費がかかる一因となっていた。
プレミックス方式にすることで作業時の危険がなくなり、添加剤の投入も1度で済むため作業員の負担が軽くなり、製造コストが削減できる。少量生産に関しては従来通りのプラントミックス方式も併せて販売を継続する。
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