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凜/西日本高速道路関西支社建設事業部建設第二課・富樫ゆり香さん  [2020年12月14日12面]

富樫ゆり香さん

 ◇父と同じ世界を見てみたい
 日本道路公団に勤めていた父親を小学校時代に亡くし、「いつも楽しそうに、仕事に誇りを持って働いていた父と同じ景色や世界を見てみたい」と高速道路会社への就職を志望した。入社後は関西、広島、福岡に勤務し、維持管理から建設工事まで幅広い業務に従事。現在は新規路線の播磨自動車道播磨新宮IC~宍粟JCT間の施工管理を担当している。
 幼いころから家が好きで建築に興味があり、「気が付けば大学は建設関係に進んだ」。入学当初は父親と同じ道に進むことを意識しなかった。だがインターンシップ(就業体験)の案内をきっかけに、「父が見た景色を私も見ることで父と会話する。そういう触れ合い方がある」と気付き、同じ会社で働きたい一心で就職活動に臨んだ。
 仕事は「まだまだ難しい」が、いつも「楽しむこと」を意識し、「どうしてこんな構造物になったのか、この材料を使ったのか」などと疑問を持つようにしている。答えが点と点で結ばれ、線になった時に「そういうことだったのか」と分かり、楽しさを感じるようになった。
 目標は工事長になること。「父親と同じように自分が担当した現場を母親に案内したい。土工分野のスペシャリストになりたい」と夢見る。「いつも喜んでいなさい。すべてのことに感謝しなさい」。父が好きだった聖書の言葉を大切している。(とがし・ゆりか)

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