論説・コラム

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回転窓/暮らしを守る建設業  [2021年1月7日1面]

 今冬1番の寒波が襲来し、7日から9日にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に、列島各地は大荒れの天気になる見通しという▼西高東低の気圧配置の影響で大雪になる可能性が高く気象庁などは厳重な警戒を呼び掛ける。昨年末に襲来した寒波は暴風や雪、高波などをもたらし列車の運休や飛行機の欠航が相次いだ。高速道路では雪の影響で車が立ち往生し自衛隊も出動して救援活動に当たった▼降雪地では建設会社が地域の守り手として除雪作業を担当するケースが多い。ただ極寒の中での作業は過酷で危険も伴う。人手不足は解消されておらずコスト的にも厳しい面がある▼国土交通省北海道開発局が除雪車の操作を自動化する実験を行っているそうだ。作業員の高齢化に加え後継者の確保も難しい状況を踏まえ、除雪のうち積もった雪を道路外に飛ばす投雪作業を自動化するため近く自動制御の実証実験に入るという▼人工知能(AI)やICT(情報通信技術)の高度化をどう活用するか、さまざまな産業が研究に力を注ぐ。建設産業も例外ではない。作業の自動化で暮らしを守る。一日も早い実用化を期待したい。

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