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日水コン/5カ年経営計画/25年12月期に売上高225億円目標、DX関連部署新設  [2021年1月20日3面]

間山社長

 日水コンは、5カ年を対象とする中期経営計画を策定した。新規事業領域の開拓に伴う収益拡大を狙い、地方企業との協業やDX(デジタルトランスフォーメーション)関連の新部署を設置。日刊建設工業新聞社の取材に応じた間山一典社長は「地域が持つ長所と当社のノウハウを融合し、付加価値を提供する」戦略を明かした。2025年12月期に単体売上高で225億円(20年12月期予想200億円)を目指す。
 経営計画は社会課題の解決を通じて成長する「水のインパクトカンパニー」を基本方針に設定する。収益拡大に向け、▽壁を超える▽地域に根差す▽足元を固める-の3点を戦略と位置付ける。
 人口増加に伴う水需要の逼迫(ひっぱく)と食料自給率の低下を背景に、水分野で培った技術力を生かしてサービスの高度化を図る。
 コンサル業務に軸足を置きながら、上下水道を対象にしたコンセッション(公共施設等運営権)や積極的な異業種連携を図る。
 食料やエネルギー関連企業をターゲットに新規事業領域を開拓し、請負から事業の作り込みへシフトする方針。経営計画に掲げる施策を推し進め、営業利益15・8億円(15億円)の達成を目指す。
 新型コロナウイルスの収束が見通せない中、間山社長は「コロナだからといって下を向いてはいけない。国や地域の食料自給率の底上げに貢献したり、小水力発電事業に参画したりして業容拡大に挑戦する」考え。地方企業との協業に備え、「経営計画で足元も固める。さらなるステップアップを目指す」考えも明かした。
 4月に組織再編を行い、社内に「インフラマネジメント本部」も新設する。民間発注機関を中心に業務受注の拡大やDXを軸にした技術や製品開発に力を注ぐ方針だ。

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