行政・団体
アス合材業界に波紋/カーボンニュートラルの政府方針/ストアス絶対量不足を懸念 [2021年1月21日2面]
2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の政府方針が、アスファルト合材メーカーの間で大きな波紋を広げている。道路舗装用資材の原材料となるストレートアスファルト(ストアス)はガソリンなどを作る石油精製の過程で生産される。二酸化炭素(CO2)排出量を減らすためにガソリン使用が減ると、ストアスの絶対量が不足する。「合材製造への影響は避けられない」と関係者は困惑している。
菅義偉首相は昨年10月末の臨時国会で行った所信表明演説でカーボンニュートラルを目指すと宣言した。CO2の排出を巡っては自動車がすぐやり玉に上がり、ガソリン車を廃止し、電気自動車に切り替えるといった臆測も飛び交っている。
日本アスファルト合材協会(日合協、石津健光会長)の幹部は「アスファルト舗装からコンクリート舗装など代替品に切り替えるのは現実的ではない」と指摘する。「カーボンニュートラルへの対策を講じる必要がある」とし、石油メーカーやディーラーが会員の日本アスファルト協会と連携しながら対策を検討していく考えだ。
菅義偉首相は昨年10月末の臨時国会で行った所信表明演説でカーボンニュートラルを目指すと宣言した。CO2の排出を巡っては自動車がすぐやり玉に上がり、ガソリン車を廃止し、電気自動車に切り替えるといった臆測も飛び交っている。
日本アスファルト合材協会(日合協、石津健光会長)の幹部は「アスファルト舗装からコンクリート舗装など代替品に切り替えるのは現実的ではない」と指摘する。「カーボンニュートラルへの対策を講じる必要がある」とし、石油メーカーやディーラーが会員の日本アスファルト協会と連携しながら対策を検討していく考えだ。
このジャンルの最新記事
- 国交省/解体工事業の技術者認定、経過措置を3カ月延長/コロナ禍で講習受講機会減少 [2021年3月9日1面]
- 環境省/カーボンニュートラル機運醸成へ動画公開/戸田建設社長らがメッセージ [2021年3月9日1面]
- 国交省/市町村の防災集団移転事業支援/都市機構を事業主体に追加 [2021年3月8日1面]
- 政府/災害対策基本法改正案を閣議決定/市町村の情報は避難指示に統一 [2021年3月8日1面]
- 国交省/高速道路4車線化の事業候補決定/14カ所で総事業費4700億円 [2021年3月8日2面]








- 7日|熊本地震で崩落した国道325号阿蘇大橋が開通
- 8日|経産省、再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会
- 8日|国交省、国土審計画推進部会国土の長期展望専門委員会
- 8日|国交省、交政審港湾分科会
- 8日|内閣府、1月の景気動向指数
- 9日|全国二地域居住等促進協議会、設立総会・設立記念シンポジウム
- 9日|土木学会「福島復興シンポジウム~福島のこれからの30年を考える」
- 10日|国交省、国土計画シンポジウム
- 11日|東日本大震災から10年
- 11日|新型コロナウイルスでWHOパンデミック宣言から1年
- 11日|経産省、J・クレジット制度運営委員会
- 13日|環境省ら「福島、その先の環境へ。」シンポジウム

詳説「公共工事標準請負契約約款」建設契約管理の理論と実践(下)
2016年11月から2020年10月まで...続きを読む

建築設備新思想大系~エンジニアの副毒本
ビルや住宅に欠かせない建築設備。そこに関...続きを読む

DVD 実践!専門職種別 送り出し教育-わたしたちは絶対に労働災害を起こさない!-
協力業者側で十分な教育体制を整えて都度送...続きを読む

改正公共工事品確法と運用指針 新・担い手3法で変わる建設産業
2019年に成立した「新・担い手3法」(...続きを読む

続・建設業で本当にあった59話の心温まる物語
建設業で働く「市井の人々」がつづった物...続きを読む