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大日本コンサル、ダイヤコンサル/持ち株会社で経営統合/7月14日にDNHD発足  [2021年2月15日1面]

 2020年8月に経営統合の協議を始めていた大日本コンサルタントとダイヤコンサルタント(東京都千代田区、野口泰彦社長)は、統合形態を持ち株会社とすることを決めた。12日に両社がそれぞれ開いた取締役会で正式に合意した。持ち株会社の名称は「DNホールディングス(HD)」で、7月14日に発足予定。DNHDの傘下に大日本コンサルとダイヤコンサルが入る。経営統合から2年後をめどに合併を目指す。
 経営統合に向け、まずダイヤコンサルの全株式470万株のうち、親会社である三菱マテリアルが保有するダイヤコンサルの株式383万株を大日本コンサルとダイヤコンサルで取得する。取得株数の内訳は、大日本コンサルが206万株、ダイヤコンサルは従業員持ち株会を含む他社保有分株式を含めて264万株(上限)となる。
 その上で両社が持ち株会社(DNHD、資本金20億円)を共同で設立し、事業会社として大日本コンサルとダイヤコンサルが傘下に入る。DNHDの代表取締役は、大日本コンサルの新井伸博社長と野口社長が内定している。DNHD、大日本コンサル、ダイヤコンサルの3社の本社機能は、大日本コンサルの本社(東京都千代田区神田練塀町300)に集約する。
 新会社のDNHDの始動後、社内融和や人材交流の進ちょくのほか、事業の合理性などを見定めた上で、2年後をめどに事業会社である両社を合併させる考えだ。経営統合によって両社は、▽企業規模の拡大による成長力の強化▽業務遂行能力の向上による受注の拡大▽新規事業の参入可能性の向上-を目指す。
 持ち株会社化ついて、新井社長は「企業文化の違いを乗り越える意識を持って検討を進めてきた。会社規模が大きくなるだけでは意味がない」と指摘。その上で今後の新会社の経営に関して「シナジー(相乗効果)という化学変化を起こして『創造と変革』を促し、会社全体の魅力をアップするとともに、統合による効果を最大化する」とコメントしている。

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