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東亜建設工業、豊田通商/アンゴラで港湾開発工事着手/桟橋新設など輸送効率化へ  [2021年2月17日1面]

 東亜建設工業と豊田通商で構成するコンソーシアムは16日、アフリカ南西部に位置するアンゴラで、ナミベ湾の港湾機能を強化する包括開発工事に着手すると発表した。桟橋の新設やコンテナターミナルの拡張整備などを行う。総事業費は約700億円。アンゴラ運輸省と請負契約を締結後、新型コロナウイルスの影響などで着工を中断。ようやく現地の準備が整い工事開始に至った。
 同国は内戦で操業を停止していた鉄鉱石鉱山の採掘再開や輸出の再始動に伴い、原油輸出依存からの脱却を目指している。今回のプロジェクトではアンゴラ南部にあるナミベ湾にサコマール鉄鉱石輸出桟橋を新設し、南側対岸のナミベ港にコンテナターミナルを拡張整備。隣国のナミビアに依存していた一部輸出入を自国で行えるようにし、輸送コストの低減や輸送時間の短縮につなげる。
 東亜建設工業は桟橋や岸壁など港湾施設、コンテナターミナル、港湾管理棟などの整備、浚渫工事の設計施工を担当する。請負金額は約450億円。同社は過去に、政府開発援助(ODA)案件としてナミベ港でコンテナターミナル整備工事2件の実績がある。今回はこれに続く拡張工事。土質調査などを経て本格着工する。工期は35カ月を見込む。
 豊田通商は全体のプロジェクト管理や港湾施設に付随するクレーンなど大型機器の調達などを担う。

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