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福島沖地震/東日本高速会社、常磐道のり面崩落で応急対策開始/落石防護柵など設置  [2021年2月17日4面]

応急復旧の概要。写真は16日午前7時時点(東日本高速道路会社提供)

 東日本高速道路会社は、福島沖の地震で常磐自動車道(常磐道)の相馬IC~新地IC間(福島県相馬市)で発生したのり面の大規模崩落で、応急対策方法を16日までに固め対応を開始した。のり面の不安定な箇所の土砂も取り除いた上でモルタルを吹き付けて保護する。路肩には落石防護柵と大型土のうを設置し、走行車両の安全を確保する。緊急車両は通行できるようになっており、17日中の通行止め解除を目指し緊急工事を進める。=1面参照
 応急対策方法は、15日に現地を視察した東北大学や日本大学の学識者の意見を踏まえて決めた。受け桁に支柱を立て、鋼矢板と大型土のうを設置した落石防護柵や大型土のうを崩落したのり面側の路肩に並べる。地山の露出部分をモルタルで吹付処理する。応急処置を終えた後は、有識者とともに本復旧の対策を検討するという。
 現地では、4車線化の工事を行っている建設会社6社などが緊急対応に従事している。16日11時点では、バックホウ7台、ブレーカー1台、ダンプトラック32台が稼働。被災直後から土砂を撤去し、崩落したのり面から高速道路を挟んだ反対側に土砂を仮置きするなどして、搬送している。亀裂が生じている岩の撤去なども行っている。
 13日夜の強い地震で暫定2車線区間ののり面が幅70メートル、高さ15メートル、奥行き10メートルにわたって崩落した。規模は約5000立方メートル。土砂の撤去作業などを行い、14日午後6時には片側1車線での緊急車両の通行を確保した。

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