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大林道路/事業所にウイルス不活性化装置110台導入/新型コロナ対策で  [2021年2月18日3面]

全国の事業所に設置したCere222

 大林道路は事業所内の新型コロナウイルス感染拡大対策として、ウイルスの不活化効果がある紫外線(UV)光源装置を導入した。2020年11月から導入を開始。2月時点で全国の事業所に約110台設置した。人体に無害のUV波長を照射するため、事務所に設置した状態で日常業務が可能という。
 事業所に導入したのはUV光源装置「Cere222」。米コロンビア大学の特許を使ってウシオ電機が開発した。遠紫外線を主な波長とするエキシマランプと、人体に無害な波長域のみに制限する光学バンドバスフィルターを組み合わせる技術で、人体の肌や目に悪影響を及ぼさずにインフルエンザウイルス、エボラウイルスなどほぼ全てのウイルスや細菌を不活化する効果が確認されている。
 大林道路が札幌市から受注している除雪工事の事務所にも導入した。事務所では24時間体制で除雪業務に対応している。UV光源装置設置後、事務所の社員によると「ウイルス不活化・殺菌効果はもちろんだが、機器自体を設置したことで社員の新型コロナに対する意識が高まり、一人一人の基本的な感染予防対策と併せて相乗効果が出ている」という。
 同社は新型コロナの感染が拡大し始めた20年3月ころから日常的な検温やアルコール消毒、在宅勤務の推進などによる感染対策を進めてきた。ただ、昨年時点で全国の感染者数が減少しないことなどを踏まえ、事業所内のウイルスを不活化できる装置の導入に踏み切った。

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