論説・コラム
回転窓/未知なる世界へ [2021年2月18日1面]
太陽とその重力で周りを回っている惑星などの天体からなる太陽系。天体の種別が決まった2006年以降、太陽系の惑星は水星をはじめ金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の八つになり、冥王星は同種の天体が数多く発見され、準惑星に位置付けられた▼太陽系で最も遠いところで見つかった天体として、国際天文学連合が認めた「2018AG37(仮称)」。日本の国立天文台ハワイ観測所のすばる望遠鏡で18年に発見され、公転周期は1000年以上の可能性がある▼天体観測の要となる望遠鏡は観測技術の向上と合わせ施設の維持管理も重要。同観測所は富士山より高いマウナ・ケア山頂、標高4139メートルにある。厳しい環境下で観測を続けるには設備・施設の適切なメンテナンスが欠かせない▼不具合が頻発していたメインシャッターの改修では横河システム建築のエンジニアが奮闘。さまざまなトラブルと過酷な環境を乗り越えた姿を本紙も紹介している(20年11月4、5、10日付最終面)▼宇宙開発競争が活発化し、建設産業が活躍できる領域も広がりを見せる。未知なる世界への探究に終わりはない。
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